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金融リテラシーの差で開く…日米の個人金融資産の格差!

みなさんこんにちは、つなぐファイナンシャル・コンサルタント㍿の高井です。
今日は『金融リテラシーの差で開く…日米の個人金融資産の格差』についてお話させていただこうと思います。

金融庁平成28事務年度金融レポートにおいて興味深い記事を読みました。
この20年間で日本とアメリカの保有金融資産の増加率を示した記事でしたが、
なんとこの20年でアメリカは約3.3倍になっているのに対し、日本は約1.5倍にしかなっていないというものでした!
なぜこのような差がついてしまったのでしょうか?

ちなみに、アメリカの金融資産は2,343兆円(1995年)から8,821兆円(2016年)と大きく成長しているに対して、日本の金融資産はは1,182兆円(1995年)から1,815兆円(2016年)という結果でした。

この差を見ただけでも、日本がこれだけ勤勉な民族なのに、お金に苦労している人が多いのも納得できますね。

日本とアメリカの家計金融資産の構成

このような差ができた最大の原因として、日本とアメリカの金融資産の持ち方が挙げられます。
日本をみると金融資産の保有先下記のとおりです。

日本
1位 預貯金(51.7%)
2位 保険(28.7%)
3位 株式、投資信託
(18.6%) (2016年)
これは20年前の構成比率とほぼ同等ですね。

一方のアメリカを見ると、

アメリカ
1位 株式・投資信託46.2%)
2位 保険(31.3%)
3位 預貯金(
13.7%) (2016)
日本と正反対の現象が起きていることがわかりますね。

ここ20年の日本の預貯金の利息を考えると、預貯金にお金を預けておいた日本の家計のお金が増えていないのは当然の結果ですよね。
アメリカは株式・投資信託の保有比率が大きいため、ここ20年の株式市場の成長に乗って家計の金融資産が増えたのも、これまた納得の結果です。

昔からアメリカは資産運用が盛んだった?

上の図をみると、アメリカは昔から株式や投資信託への投資が盛んに行われていたんですね。
それに比べて日本はなんて遅れているんだ…っと思った方!安心してください!
実は昔のアメリカも日本と同じ保有構成をしていた時代があったのです!!

下の図を見ると、1985年ころまでのアメリカは株式や投資信託の保有割合が15%程度と、現在の日本の保有割合とほぼ同程度だったんですね。
それから以降、株式や投資信託の保有割合が大きく伸びていることがわかります。
この背景としては、好調な市場環境に加え、税制優遇措置により401k(企業型確定拠出年金)やIRA(個人向け確定拠出年金)が普及し、過去20年間でその残高に占める投資信託の割合が、401kでは約30%から約60%に、IRAでは約40%から約50%に増加してきたことが挙げられます。

日本も貯蓄から投資への大号令

現在の日本も公的年金不足が盛んにニュースにも取り上げられており、
これからは公助から自助の時代だと言われていますね。

それを受けて国としても、つみたてNISAや確定拠出年金など各種制度の整備に積極的に乗り出しており、
貯蓄から投資へ』を盛んに唱えています。

ここ20-30年でアメリカで起きたことを日本もようやく起こそうとしているわけです。
貯蓄から投資がしっかりと行われれば、これからの日本もアメリカと同じように家計の金融資産が大きく増える可能性は高いと思います。

 

この記事を見ているみなさまも、すでにそういった各種制度を利用して投資をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
または、投資をはじめてみたいとは思ってはいるものの、何から手を付けていいのかわからず足踏みしている方もいらっしゃると思います。。
わかりますそのお気持ち…なににしてもやったことのないものを始めるのはとても勇気のいることですし、腰をあげるのも大変ですよね(>_<)

でもそれ正解です!

私は、『投資』は航海のようなものだと思っています。

航海をするとき、まず先になにをしますか?そうです、目的地を決めますよね。
そのあとは?当然、長旅をするための準備をします。
準備なくして海に飛び出せばどうなるかは、想像に難しくないと思います。

投資もただやみくもに始めれば、ほぼ間違いなく市場という大きな波に飲み込まれ、途中で挫折してしまいます。
実際に投資を始めれば、景気のサイクルがあったり、プロと呼ばれる機関投資家たちや我こそが利益を出そうと血眼になっている個人投資家たちがさまざまな思惑で市場に参加し、市場は上に下にと大きく動きます。
その動きに一喜一憂してしまったり…
ときどきの暴落相場に、急激に下がり続ける市場を目の前にパニックになり、買わなければならないときにまったく逆の行動を取ってしまい資産をたたき売りしてしまったり…

そんな中、航路に迷うことなく安全に目的地にたどり着くためには、しっかりとした準備と心構え、そして金融リテラシーが必要です。

私たちつなぐファイナンシャル・コンサルタント㍿は、みなさまが道に迷うことなく安全に目的地に到達できるよう、方向を示す羅針盤のような存在でありつづけたいと思っています。
これから将来に向けての資産形成を考えていきたいと思われている方、また、始めてはいるものの誰かに相談したかったという方、いつでも気軽にご相談ください。
一歩を踏みだしたとき、あなたの人生が明るくなることをここにお約束いたします。