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がん保険だけで大丈夫?がん検診の重要性

みなさんこんにちは、つなぐファイナンシャル・コンサルタント㍿の高井です。
今日は『がん保険だけで大丈夫?がん検診の重要性』についてお話しようと思います。

がん保険に加入しているという方はかなり多いと思います。
がんと診断されたら一時金で大きなお金が出るし、治療を受けてもその都度保険金が出るがん保険は万が一の備えとして安心ですよね。
二人に一人はがんになる時代と言われて久しいので、みなさんもがん保険の必要性については感じておられると思います。

しかし、がん保険に入っていればそれだけで安全なのでしょうか?

 

がん発見時の各臓器におけるステージは?

みなさんご存じのとおり、日本における成人の死亡原因の第一位は、男女ともにがんです。
国立がん研究センターは、全国のがん診療連携拠点病院421施設で、2014年1~12月にがんと診断された症例の診療情報を報告書にまとめ、「2014年がん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計報告」として公開しています。
その報告書内容を見ると、各臓器におけるがん発見時におけるステージは以下の通りです。

胃は1期の割合が最も多く 63.0%。大腸は全ステージ平均して15%程度となっています。肝臓は1・2期が約80%を占め、肺は1期が40.4%で最も多いものの、4期も32.1%と次いで多い状態。乳房は1・2期が全体の70%以上となっています。
すい臓がんにおいては、発見時に4期だった割合が43.4%と他の部位に比べて高く、あらためて早期発見の難しさがわかりますね。

 

がん検診の受診率

ではその一方で、がん検診を受診している人は多いのかというと、そうとは言えないのが現状です。
男女別の受診率を見てみると、

男性

胃がん検診     45.8%
肺がん検診     47.5%
大腸がん検診    41.4%  (平成25年 国民生活基礎調査)

女性

胃がん検診     33.8%
肺がん検診     37.4%
大腸がん検診    34.5%
子宮頸がん検診   42.1%
乳がん検診     43.4%

となっています。

検診を受けない理由としては、検診にいくのが面倒というのが一番多いようです。

がんというのは初期症状がほとんどないため、症状がないから検診にいくのも面倒くさいというのも気持ちとしてはわかりますね。

 

がん早期発見の重要性

しかし、がんというのは発見されたステージによって5年生存率が大きく変わってくることは多くの方がご存じだと思います。
以下は各臓器におけるステージ4における5年生存率です。

【食道がん】
ステージ4には4a、4bという区分があり、遠隔転移があるbの方が、よりがんが進行している。
がんが食道周囲の臓器に及んでいること。
リンパ節の遠隔転移あること。
別の臓器や胸膜・腹膜にがんが認められこと。
5年生存率は11.6%で、手術をした場合は22.6%

【胃がん】
胃がんのステージ4と診断されるのは、複数条件あり。
例として、リンパ節の遠隔転移があること。
がんの胃の組織の中へ入り込んでいる深さに関係なく、
肺、腹膜などに他の臓器に転移していれば、ステージ4。
5年生存率は7.5%で、手術をした場合は14.3%

【大腸がん】
腹膜、肝臓、肺などへの転移がある。
5年生存率は15.0%で、手術をした場合は17.9%

【肺がん】
がんの大きさや深さに関係なく、悪性胸水(胸水の中にがん細胞がある)や遠隔転移があるとステージ4。
5年生存率は4.9%で、手術をした場合は11.6%

【膵臓がん】
4a期:がんが膵臓の周囲の主要な血管や臓器を巻き込んでいる。
4b期:第3群リンパ節や離れた臓器に転移を認める。
5年生存率は1.4%で、手術をした場合は3.7%

【子宮頸がん】
がんが小骨盤腔を越えて広がるか、膀胱・直腸の粘膜に広がっている。
5年生存率は20.5%で、手術をした場合は18.2%

以上のことでもわかるように、ステージ4までがんが進行すると5年生存率がかなり低いことがわかりますね。

 

手軽に自宅でがん検査ができる方法がある!?

がんの早期発見の重要性はご理解いただけたと思いますが、いざ検診を受けようと思ってもなかなか腰が重いのもわかります。

しかし今現在、
自宅にいながらがんのリスク検診ができる
ことをみなさんはご存じでしたか!?

なんと自宅に送られてくるキットで簡単な尿検査をするだけで、がんのリスク検診ができる時代なのです。
10万円以上かかるがんの精密検査である“PET検査”を受けるかどうかの判断は、リスク検診で疑いがある場合のみにすると、毎年かかる費用は抑えられるのではないでしょうか?

 

また、検査が必要な場合補助金がでる仕組みもありますので、ご関心のある方はお気軽にご相談ください。